誰もが知っている動画配信サイトであるニコニコ動画。
ネットの動画といえばニコニコ動画と言われていた時代もあり、有料であるプレミアム会員の数もたくさんいました。
ですが近頃このニコニコプレミアム会員を解約する人がとても増加しているのです。
それはなぜでしょうか？
それには主に5つの理由があると私は思います。
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1.他の配信サイトに配信者たちが流れていった
ニコニコ動画の魅力といえばやはり個性豊かな一般配信者たちによる配信が見れることです。
この一般配信者たちの配信は芸能人たちが出ているテレビを見るより面白いとさえ思えるほど面白いものです。
配信者の中には他の配信者よりも圧倒的に視聴者数を集める人気の配信者もいます。
今までは配信者が生放送するサイトはほぼニコニコ動画しかなかったので、そういった人気の配信者たちも皆ニコニコ動画のニコニコ生放送で配信していました。
ですが最近ではふわっち、ツイキャスなどのように配信者たちにとってもニコニコより配信したいと思える配信サイトが出てきたことによって、かなりの数の人気の配信者たちがニコニコ以外の配信サイトに流れていってしまいました。
これによってニコニコ生放送及びニコニコ動画の価値や魅力が激減したことによってニコニコプレミアム会員の解約者が増加したと考えられます。
2.他の優れた月額動画サービスの台頭
ニコニコプレミアム会員の月額料金は540円です。
しかし最近ではこの540円か、それより少し高いくらいの月額料金を支払えば、ニコニコ動画とは比べ物にならないくらいの豊富なコンテンツが楽しめる月額動画サービスがいくつか出てきました。
そうなると当然ニコニコプレミアム会員に対しての魅力度が非常に下がるので、プレミアム会員解約者の増加に繋がったと考えられます。
3.運営が強みを理解していない
ニコニコが成長したのは国内動画サイトとしての先行者利益ゆえですが、さらなる発展と維持があったのはUGC＝ユーザー生成コンテンツの場として非常に優れていたためです。
BAN相当の縛りなどは相当に緩く、視聴者もコメという形動画を面白く出来る場としても機能していました。
が、ニコる廃止やニコレポコメ廃止など上記の性質を補強する評判の良かった機能に限って次々に削除されています。
4.遅れた技術
世にある動画サイトはとっくにHTML5に移行している時点においてもニコニコはFLASHという状態でした。
これは技術者がいないという以上に、KADOKAWA上層部が古い技術に固執する固陋な人と言うのも言われていますが、とにかく何周遅れぐらいでようやくHTML5に移行したところ動画・生放送ともあまりの重さにユーザー悶絶。
そして1.5Gを謳った新仕様も実際には300Mぐらいに圧縮される上容量当たりの画質でYoutubeに劣る状態です。
これは強みとも関連するのですが、新仕様によりユーザーがUPした動画をそのままエンコなく見られるという珍しいサイトという強みも捨てたことになります。
5.ユーザー側の問題
問題は運営側に留まらず、若年層の視聴者をキッズとして排斥したり投稿者を叩いて動画を辞めさせるようなユーザーが場の空気を悪くしているという問題もあります。
それを非難するのもまた空気を悪くするのですが、やはり運営がなかなか通報に対応しない（出来ない）というのも大きいです。
以上がニコニコプレミアム会員の解約者が増えている主な5つの理由だと私は思います。
とはいえ、個人的な話ですが、私にとってニコニコは無い日の生活に無くてはならない場です。
私を含めた多くのユーザーが求めるのは、ニコニコの爆破ではなく改善と発展だと考えています。
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