ニコニコ動画のプレミアム会員制度にはさまざまなメリットがあり、人気を集めてきました。
この記事では、制度開始から10年ほど経ち会員数はどれほどになったか、またはこれからの展望について説明していきます。
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2017年時点での会員数は228万人！
プレミアム会員数を含めた各種利用者数は、ニコニコが四半期ごとの決算報告で公表しています。
参考：niconicoが高齢化 有料会員は年間28万人減
ニコニコ動画のプレミアム会員が募集開始されたのは2007年夏で、その年には会員数10万を達成しました。
その後もサービスの充実とともに順調に新規登録者を伸ばし、2010年には100万人を突破しました。
ピークを迎えたのは2016年で256万人となりましたが、それ以降は少しずつ減少を続けています。
2017年9月期に公表された会員数は228万人ですので、約1年間で28万人ほど減った計算になります。
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会員数減少が緩やかになる可能性もある
すでにプレミアム会員数は減少に転じたという事実はあるものの、またプラスに変わる可能性はあるでしょうか？
現在のところ、その可能性はほぼ無いと考えられます。
なぜならアクティブユーザー自体が減り続けており、再びニコニコが注目されるような事がなければこのまま下降していくでしょう。
しかし2018年においては、ニコニコでは大幅なバージョンアップや新サービスの公開も予定されています。
無料会員でも動画が快適に観られるようになれば、逆にプレミアムのアドバンテージも下がりますがそれ以外のメリットを伸ばす必要があります。
チャンネル会員など有料サービスが多様化すれば、ニコニコにお金を払う事に対し抵抗感が減るメリットもあるかもしれません。
どちらにしろどれだけ会員数減少が緩まるかが焦点となるでしょう。
減少が加速するかどうかはこれからのニコニコと、それ以外の動画配信サービスの動きにかかっています。
結局のところニコニコの強みは「動画内コメント」であり、このコメントが減ると活発度も減りユーザーは縮小し続けるでしょう。
コメントを減らさないようニコニコが魅力的なサービス作りとしていけば、2018年中に200万人を切るという自体は防げるかもしれません。
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