ニコ生を見ているとき、「なんだかコメントが少ないような？」と、感じたことはありませんか？
にぎわっているはずの生放送なのにおかしいな……と思うかもしれませんが、実はそれは「アリーナ」ではなく「立ち見席」にいるからかもしれません。
ここでは、ニコ生の立ち見席とはなんなのか、その特徴も合わせて解説します。
目次
立ち見席はスタンド席のような存在
「立ち見席」について説明する前に、まずはニコ生の座席の仕組みを知っておきましょう。
まず、ニコ生というのは、誰でも必ず見られるわけではなく、視聴者数に制限があります。
例えばユーザー生放送だと、一般的に1,000人が一度に視聴可能だといわれています。
それも、1,000人すべてが同じように見ることができるのではありません。
500人を境に、「アリーナ」と「立ち見席」に分けられるのです。
現在のユーザー生放送では常にアリーナと立ち見A席が用意されており、同時視聴者数が500人を越えると一般会員の座席数の若い人から順に立ち見席に「飛ばされる」というシステムとなっている。
ここで一般的なコンサート会場を思い出してみましょう。
アリーナ席があるようなコンサート会場の場合、アリーナ席以外にスタンド席などが用意されていますよね。
このスタンド席がニコ生における「立ち見席」なのです。
そしてアリーナと立ち見席はそれぞれ独立していて、お互い席のコメントを見ることはできません。
アリーナと立ち見という部屋に分かれている、といったところでしょう。
ニコ生主からは、基本的にアリーナ席のコメントだけ見られる
また、ニコ生主には、基本的にアリーナ席のコメントのみが表示されています。
コメントのタイムラインに表示されるのも、アリーナ席のコメントだけです。
よって、立ち見席に入ってしまうと、コメント数が少なかったり、生主にコメントをスルーされるということが起きます。
生主が「ニコ生コメントビューア（コメントを読みやすくするソフト）」を使っている場合は、アリーナ、立ち見席の両方のコメントを読まれることがあります。
ただ、すべての生主が利用しているわけではないので、「生主にコメントを読んでもらいたい！」という方は、アリーナ席を狙う必要があります。
立ち見席の中でも座席が分かれている
視聴者が多い放送では、「立ち見席A」や「立ち見席B」といったように、立ち見席の中でも座席が分かれることがあります。
なので、立ち見席の中でも、コメント盛り上がっている席や、寂しい席などの差が出てきます。
基本的には、一度入った席から移動はできませんが、退席してもう一度入り直すと席が変わっていることもあるようです。
一度最初に生放送へ入ってみる（その席番を記録）。
そして、退席する。その後、10分後程度にその放送へ入りなおしてみると、席番は変化しているかと思います。
引用元：Yahoo!知恵袋 「ニコニコ生放送で座席が空いてきたら自動で空いた方のアリーナなどに移動されるものなのでしょうか？」
コメントをたくさん見たいときは、試してみてください。
ただ、この方法は公式ではアナウンスされていません。
「何度入り直しても同じ席だった」という方もおり、パソコンの環境によっても変わるようです。
コメントが盛り上がっている席に入るには、最初からアリーナ席を狙うのが良いでしょう。
ちなみに、通常のユーザー生放送では、最初は立ち見席はAしかありません。
放送者のコミュニティレベルが上がるとBやCなどの立ち見席が使えるようになります。
立ち見席の数はコミュニティレベルによってどんどん増えていくため、立ち見席があればあるほど、そのコミュニティは人気があるという目印になります。
アリーナ席が埋まると、一般会員が立ち見席へ飛ばされる
アリーナ席に500人以上が入りそうなときには、一般会員はアリーナ席から追い出されて立ち見席に飛ばされてしまいます。
アリーナ席で視聴していたら、プレミアム会員が入ってきて追い出されて立ち見席へ、といった様子ですね。
立ち見席は、アリーナ席がいっぱいになったときに使われます。
始めから立ち見席で視聴することは現時点ではありません。
あくまでアリーナ席がいっぱいになった際に解放される場所なのです。
人気の放送では立ち見席も埋まってしまうことがあり、そのときは番組を見ること自体できなくなってしまいます。
このように、立ち見席は万能ではありませんが、少しでも番組を見られる確率を上げられる存在といっても良いかもしれませんね。
プレミアム会員になると優先的にアリーナ席に入れる
プレミアム会員（月額540円～）になると、一般会員よりも優先されてアリーナ席に入れます。
言葉は汚いですが「金で席を買う」みたいな感じです。
どうしてもアリーナ席で放送を見たい方は、プレミアム会員に登録するのも良いかもしれません。
ちなみに、ニコ生視聴の優先順位はこちらです。
■公式生放送
1.プレミアム会員
2.一般会員■チャンネル生放送
1.チャンネル会員かつプレミアム会員
2.チャンネル会員
3.プレミアム会員
4.一般会員
「生主にコメントを読んでもらいたい！」「絶対に見たい放送がある！」という方は、プレミアム会員になるのをおすすめします。
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